レジオネラ属菌で感染するレジオネラ症とは?家庭でできる対策方法

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大浴場の湯を年2回しか交換しなかったという事実を認め、謝罪をした

1865年に創業された福岡県筑紫野市の「二日市温泉 大丸別荘」。

 

レジオネラ属菌という単語があまり聞きなれていなかったので、

どんな影響があるのか気になった方も多いのではないのでしょうか?

不衛生な事は理解できたのですが、具体的にどういうものなのか調べてみました。

今回は、レジオネラ属菌で感染するレジオネラ症とは?家庭でできる対策方法

題しましてご紹介してまいります。

最後までご覧いただけると幸いです。

 

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レジオネラ属菌で感染するレジオネラ症とは?

レジオネラ症は感染症のひとつで、レジオネラ属菌が原因で起こります。

この感染症は健康な人もかかりますが、子供やお年寄り、

他の病気などにより体の抵抗力が低下している人に発病のおそれが強いといわれています。

レジオネラ属菌とは

水中や土壌中など自然界に広く存在する細菌です。

消毒されていない水や、入れ替わりの少ない水水温 20℃から50℃前後の水に混入した時、

増殖するおそれがあると言われています。

特に給水・給湯設備、冷却塔水、循環式浴槽、加湿器、水景施設などで

レジオネラ属菌が見つかっています。

症状と潜伏期間

レジオネラ症には劇症型のレジオネラ肺炎と一過性のポンティアック熱の2つの型があります。

・レジオネラ肺炎
症状 : 発熱、咳、痰、呼吸困難とともに、頭痛、筋肉痛、下痢、意識障害、精神神経系症状などの呼吸器以外の症状もみられます。また、重症となった場合、死亡例も報告されています。
潜伏期間 : 2から10日(平均4から5日)

・ポンティアック熱
症状 : 発熱、咳、頭痛、筋肉痛がみられます。呼吸器症状は軽微です。
潜伏期間 : 1から2日(平均38時間)

引用元:大阪市

家庭でできる対策方法

レジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染された目に見えないほど細かい水滴(エアロゾル)を

吸い込むことで感染します。人から人への感染はありません。
家庭では風呂(ジェットバスなど)、加湿器などでエアロゾルが発生します。

お風呂

毎日お湯を入れ換えている場合は問題ありませんが、お湯を循環ろ過して長期間使用する、

いわゆる24時間風呂の場合はレジオネラ属菌が増殖する可能性があります。

お風呂のお湯は適宜取り換え、浴槽の清掃を行うなど清潔に保ちましょう。

浴槽に入る前には、体の汚れを落としてから入るようにしましょう。

 

加湿器

加湿器の水を溜めておくタンクの管理が悪いとレジオネラ属菌が増殖することがあります。

水はこまめに取り換え、使用する水も水道水など衛生的な水を使用しましょう。

また、定期的にノズルの清掃やタンクの洗浄を行い、

加湿器を使用しない期間は水を抜いてきれいにしておきましょう。

引用元:大阪市

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

温泉旅館に行って感染するのは怖いし、個人でどうもできないことではありますが、

家庭でも繁殖する可能性はあるレジオネラ属菌なので、衛生的に保って

対策していきましょう。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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